エルメス、シャネル、ルイヴィトンなど、ブランドバッグを正規店で購入すると、箱や保存袋がついています。もしかして、購入時のままの箱や袋に入れて保管していませんか?実はその保管方法は商品を傷めてしまう可能性があります。そうならないためにも、今回は適切なブランドバッグの保管方法をご紹介します。
このページを読んで分かること
・自宅でブランドバッグを保管する上で注意すべきこと。
・適切なブランドバッグの保管方法。
バッグを保管する上で注意すべき5つのポイント
注意すべき5つのポイント
1.型崩れ。
2.変色。
3.直射日光。
4.湿気。
5.付着汚れ。
型崩れ
せっかく美しい形をしたブランドバッグが革崩れで変形してしまうと悲しいですよね。
実際いびつに変形してしまうと使う機会も激減すると思います。
モノとしての価値も大きく下がってしまので、型崩れには要注意です。
変色
特に白系やパステルカラーもバッグは注意が必要です。
エルメスですと、「ナタ」「クレ」「ベトン」「ブルーペール」「モーヴシルヴェストル」「ローズサクラ」などの人気のパステルカラーが変色してしまっては台無しです。
着用時のデニムとの擦れなど変色の原因は様々ですが、保管時には別のバッグなどと密着して起こる色移りには注意が必要です。
直射日光
変色の原因の一つでもある直射日光は、素材そのものを傷め、経年劣化を早めてしまいます。
直射日光が当たることで変色したり、革の硬化を促進しひび割れたりする可能性があります。
直射日光はもちろんですが、電球の光なども同様に、長時間同じ個所に当たらないように注意しましょう。
湿気
湿気も直射日光同様に、素材の劣化を招きます。
クローゼットの奥底に眠っている場合などは、この湿気が原因でバッグにカビが発生してしまうなんてことも少なくありません。
特に日本は湿度が高いので、梅雨の時期などの湿気は油断大敵です。
付着汚れ
目に見える汚れだけでなく、手の油脂によるダメージも蓄積されていきます。
バッグ持ち手部分の変色や黒ずみの原因は、ご自身の手の油脂によるものです。
ただ、これはさすがに避けることはできないので、対策方法は後述します。
エルメスなどのブランドバッグの適切な保管方法
適切な保管方法の6つのポイント
1.適切なサイズのバッグピローを詰める。
2.他のバッグと重ねたり触れ合わせたりしない。
3.直射日光が当たるのを避ける。
4.除湿剤と一緒に保管する。
5.時々バッグを取り出し保管場所の掃除と換気をする。
6.利用した後は柔らかい布などで表面の汚れや油脂を拭き取る。
適切なサイズのバッグピローを詰める
バッグの型崩れを防ぐには、「バッグピロー」や「バッグインバッグ」がおすすめです。
エルメスのバーキンやケリー、ピコタンなど、人気のバッグ専用のバッグピローも販売されています。
NG
・新聞紙。
・タオル。
・梱包用ビニール(プチプチなど)。
⇧これらは変色(色移り)の原因にもなり、湿度管理するにも適切ではありません。
おすすめ
・専用のバッグピロー。
・専用のバッグインバッグ。
・不織布(ふしょくふ)を丸めて入れる。
※通気性に優れる不織布は100均のものでも十分です。
特にバーキン・ケリー・ボリード・ピコタン・リンディなどの人気の高級バッグは柔らかい素材の「トリヨンクレマンス」や「トゴ」が採用されることが多く、これの素材はそのまま置いておくと型崩れしやすい素材でもあるので、普段使わない時には必ずバッグピローかバッグインバッグを入れておくことをおすすめします。
他のバッグと重ねたり触れ合わせたりしない
バッグ同士を重ね合わせたり上から置いたりすると、型崩れはもちろん、色移りの原因にもなります。
ここでも活躍するのが「不織布(ふしょくふ)」です。
バッグ一つ一つに不織布を被せて保管することで、大切なバッグが他のものと直接触れ合うことを防いでくれます。
注意すべきポイント
エルメス正規店で購入した際に付いてくる厚手の布袋や、オレンジボックスに入れたままの保管はおすすめできません。理由は、通気性の悪い厚手の布袋やオレンジボックス内の湿気をバッグが吸い込んでしまい、素材の劣化を早めるためです。
直射日光が当たるのを避ける
バッグは通気性のよい涼しい場所での保管が望ましいです。
現実的にはご自宅のクローゼットなどの収納スペースになると思いますが、こういった場所は湿気がこもりやすいので、定期的に換気をしましょう、
除湿剤と一緒に保管する
湿度対策としておすすめなのが、除湿剤です。
ただしここで注意したいのが、多湿はもちろんですが乾燥もダメ、ということです。
革には適度な湿度が必要です。
乾燥材や除湿剤を大量に入れるのはおすすめできませんし、匂い付きのものもNGです。
エルメスのバッグなどを保管する際の除湿剤としてのおすすめは「炭八」です。
「炭八」
ブランドバッグ保管時の湿度対策におすすめの「炭八」は、出雲カーボン株式会社および出雲土建株式会社が共同で研究開発した日本で唯一の調湿度木炭です。
除湿・蓄熱効果(調湿)。
炭100%。
消臭効果。
ダニやカビの発生を抑制。
サイズ展開が豊富。
【 使い方 】
適切なサイズの炭八をバッグに直接入れるだけでOK。クローゼットにも入れておくことで、保管場所自体を適切な湿度に保ってくれます。
エルメスなどのブランドバッグ愛用者のインスタグラムでも度々登場しているので、見かけたことがある方も多いのではないでしょうか?
適切な湿度に調湿してくれ、消臭効果やカビも抑制してくれます。
サイズ展開も豊富なので、お持ちのバッグに合わせたサイズを選ぶことができます。
時々バッグを取り出し保管場所の掃除と換気をする
良い環境を整えていても、日々ほこりや湿気はどうしても溜まってしまいます。
定期的にバッグを保管場所から取り出し、換気をしてあげましょう。
保管場所に溜まったほこりやカビ菌除去のための清掃もお忘れなく。
利用した後は柔らかい布などで表面の汚れや油脂を拭き取る
バッグを使ったあとは柔らかい布で付着した汚れや手の油脂などを拭き取ることをおすすめします。
特にクロコなどの素材は、表面の付着汚れを放置するとせっかくの艶感が損なわれます。
普通のバッグであればここまでする人は少ないと思いますが、エルメスのバーキンやケリーのような100万円以上する高級バッグであればここまでする価値は十分あるように思います。
バッグ専用のクリーナーなども市販されていますが、モノによってはエルメスの鮮やかなカラーを損なう可能性もあるため、こういったクリーナーを個人で使うことはあまりおすすめしたくないです。
なので、ここではあえてご紹介しません。
綺麗な布で表面を拭き取るだけでも十分効果があると思います。
まとめ
バッグは生き物のように愛情をかけてあげれば長持ちします。
今回ご紹介した保管方法は一般的におすすめの保管方法にはなりますが、もっと適切な保管方法をご存じの方はぜひ教えてください♪
こちらでみなさんと情報共有し、素敵なバッグが長持ちするようにしたいですね☆
お客様アンケートによると、「2年使わなかったバッグは、ほぼ2度と出番はない」という結果が出ています。
保管しておくだけでも少しずつ商品価値は落ちていきます。
手放そうか悩んでいる方はまずは今の査定金額だけでも知っておくためにも、私のインスタアカウントからDMにて一度お気軽にご相談ください。(相談無料)
私のインスタアカウント
➡ (@hirose_buyer)
実際にお買取りさせていただいた商品の一部を公開しています。
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